天下一品の美渓は健在 鈴鹿山脈・愛知川水系・ツメカリ谷

 申し訳ないです・・、また更新少し遅れました。先週は日曜日も山に入っていて、久しぶりに愛知川水系・ツメカリ谷を遡行してきました。夏は沢ヤの森麻呂が、殆ど沢に行けてなくて、面目無いですが・・。それでも、鈴鹿有数の美渓は、相変わらず健在でした。それでも今回は、流石に少し水量多めだったかな?台風通過から間も無くだったので、遡行出来るのか一寸心配していましたが、無事遡行出来て良かったです。前回は失敗したツメも、今回はどんぴしゃりで嵌って御見事でした。それと、未だ沢経験の浅いO.Hさんも、この天下一品の美渓を楽しんで頂けたかな?これからも色んな沢付き合って下さいね!

 日時:2018年8月26日(日)
 場所:鈴鹿山脈・愛知川水系・ツメカリ谷
 メンバー:森麻呂(L)、O.Hさん
 天気:晴れ時々曇り
 記録:朝明渓谷(7:05) → 猫谷登山口(7:35) → 羽鳥峰峠(8:05) → 白滝谷道分岐(8:25) → 白滝谷出合(9:10~30)
 → ツメカリ谷出合(10:00) → 簾状の滝6m(10:25) → 裏見の滝5m(11:15) → 樹林帯手前(11:35~55)
 → 枝沢分岐(12:10) → アマゴ谷出合(白滝谷登山道)(12:35~13:00) → 羽鳥峰(13:15~25)
 → 猫谷登山口(13:45) → 朝明渓谷(14:05)
 遡行グレード:1級上位?
 核心部:特質すべき箇所は無いが、Ⅱ級上位の岩登りはそこら中に有り

 何時もの朝明渓谷のとある場所に7時集合の処、森麻呂は朝早く目が覚めてしまったので、30分前には到着。少しウトウトした後、準備を開始していると、O.Hさんも10分前頃には到着。その後、早々に朝明渓谷を出発。
 暫く舗道を進んだ後、猫谷登山道に入ると、後続の単独者が見えて来た。良く整備された登山道を、蛭に襲われる事も無く順調に登り詰め、丁度1時間で羽鳥峰峠に到着出来た。ここで一旦休憩。その後早々に単独者も到着。釣り竿を持っていたので、釣り師らしい。一寸水分補給した程度で先を急ぐ。少し登り降りを繰り返した後、白滝谷道分岐からは一気の下り。それでも、この下りが結構長くて、中々愛知川には辿り着けず閉口する。途中、崩れかけた林業小屋脇を通過するが、先週は2名共に見掛けなかったなと話しながら進む。もう飽き飽きしかけた頃、漸く愛知川に降り立った。先週を比べると、予想通り水量は随分多め。先ずは気を引き締め直して遡行準備開始。O.Hさんは、短パン、半袖の斬新な服装、まあ、服装の注意点まで話して無かったからな。本日の水勢に一寸ビビりながらも、9時半頃に漸く遡行開始。

 本日の白滝谷出合での愛知川の清流。水量多め?
画像


 ここからは暫く愛知川を下って行く。直ぐに2名の釣り師に遭遇。釣の邪魔をしないように、水の中はなるべく避けながら通過。またその後も、流れに押し出されないように、余り積極的には水に入り込まずに進んで行く。只管ゴーロ状の清流を下って行くと、右から枝沢が流れ込んでいる。ここには、出合の岩壁に赤く”ツメ”の文字。ここがツメカリ谷出合だ。出合の流れから推察するに、遡行には問題なさそうだ。一旦ここで一息付いた後、ツメカリ谷へと入り込んだ。

 ツメカリ谷出合です
画像


 出合早々は、エメラルドグリーンの美しい清流。この辺りは特に問題なし。

 美しい清流ですね~
画像


 間も無くすると、ゴルジュ帯に突入。ここからは見応えある滝や釜が連続して現れる。一部の釜は泳いだり、滝は粗直登可能で楽しい。それでも、先を行くO.Hさんのペースが速くて、写真撮りながらだと、付いて行くのが大変。後で聞いてみると、怖くて自然にスピードが上がってしまったようだ。確かに、沢慣れしていない者にとっては、ゴルジュは閉塞感があって怖いのだろう。それでも良く見てみれば、どれも素晴らしい美渓なのに、本当に勿体無いなあと、森麻呂等は思うのだが・・。

、 ゴルジュの中の滝
画像

 美しい小滝は其処ら中
画像

 見応えある5m滝
画像

 乳白色の岩肌が別品
画像


 本日のメインイベントのひとつの簾状の滝5mには、出合から30分弱で到着。この滝何時もながら素晴らしい景観。但し、何時もは糸を引くような流れが幅広に広がっているのだが、この日は少し水量多めで、左の方が少し勢い良過ぎて、通常の美しさが足りないのが残念・・。この前で、滝に見惚れながら一旦休憩。その後は、左岸から簡単に巻き上がった。

 本日のメインイベントのひとつ、簾状の滝
画像


 ここから先も、美しい岩肌と清流が続く。多段の滝では、滝の岩肌の白さと、森の緑と、蒼空の青とのコントラストが素晴らしい!さっさと先頭を急いでいくO.Hさんは、こんな景観に気付いているのかな?

 多段の滝と碧空
画像

 美しいナメ滝
画像


 これは多分階段状滝の手前の、これもまた階段状。この後の階段状の滝も素晴らしい景観なのだが、レンズに付着した水滴で、写真ボケボケになっていて、すみません!写真無しです。この事前階段状も、本来の階段状も、簡単に登れるので、とっても楽しい処。

 階段状滝手前?
画像


 後半のメインイベントの裏見の滝は中々姿を見せず。少しヤキモキしながら進むと、待ち望んだその滝は不意に現れた。先頭のO.Hさんは、さっさと滝の裏側に周り込んで、ピースのサイン。それでも、水量が多過ぎて、写真ではその姿は良く分からないな。続いて森麻呂も滝裏に突入。本日のような暑い最中では、滝のシャワーがとても気持ちイイ!!

 裏見の滝は、滝の裏からシャワー
画像


 この後、暫く進んで、樹林帯に突入する手前の、陽当りの良い場所で一旦休憩。その後、直ぐに樹林帯に突入した薄暗くなってくる。樹林帯の中を暫く進んで行くと、赤テープやらケルンやら、色々は目印豊富な処に到着して、この右側には枝沢が流入している。どうやらこれが、狙っていた巻き道の枝沢のようだ。ここでツメカリ谷を後にして、枝沢に分け入って行く。沢は幾度も分岐するが、基本沢床の低い、赤テープの残る方向へ進んで行って、その後左の尾根にテープのある処から尾根に取り付いた。これを詰める事僅か数分でピークに到着。

 この枝沢に入って行きます
画像


 ここからは、逆側に下る方向に明確なテープが認められ、これに従って踏み跡を進み、ルンゼ状をすっと下って行く。軈て明確な沢となり、合流してくる本流を下って行くと、アマゴ谷出合から少し下った処の登山道に飛び出る事が出来た。アマゴ谷出合までだと、枝沢の分岐からは僅か25分。この詰めが少し心配だったが、余りにも呆気なく容易に終わってしまって一安心だった。アマゴ谷出合で沢装備を解いていると、白滝谷を遡行してきたパーティーに遭遇し、不意を突かれて一寸吃驚だった。
 ここからはもう一般登山道なので安心。それでも、暑くなってきていたので、一寸きつかったか?羽鳥峰間近に迫り、O.Hさんが「久しぶりに羽鳥峰登りますか」という事で、羽鳥峰へ。日差しが強くて大変だったが、蒼空の下で周囲の景観は最高だった。

 何時も素通りの羽鳥峰より
画像


 少し景観を楽しんだ後、下山開始。暑い中でも快調に下って行く。到着した朝明渓谷は、家族連れで大賑わい。未だ夏休みの最中なんだなというのを実感した。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック